私たちは、毎日を何となく過ごしてしまいがちですが、
本当に心から望むものに気づいていないことが多いのです
人生は楽しく幸せに生きるもの
望むものを明確にし
手に入るかどうかわからなくても
そのためにチャレンジすることが人生の醍醐味であり
幸せへの第一歩です
この記事では、「自分が本当に望んでいること」を見つけるための考え方と行動について、わかりやすくご紹介いたします
1. 自分が人生で得たいもの、したいことを知る
「自分は何がしたいのか」「本当はどうなりたいのか」と聞かれて、
すぐに答えられる人は少ないかもしれません
でも、それを知らなければ、どこに向かえばいいのかもわからなくなります
アメリカの哲学者ラルフ・ワルド・エマーソンは「自分自身であれ。他人の真似をするのは、最高の自分を捨てることだ」と言っています
まずは、自分の心に正直になり、「本当はどんな人生を送りたいか」を考えることが大切です
2. 心の底から望んでいなければ叶わない
「お金が欲しい」「成功したい」と思っていても、
それが心の底からの願いでなければ、途中であきらめてしまいます
心から望んでいることでなければ、努力する理由も見つからず、長続きしないのです
心の底から「やりたい」と思えることを見つけることが、成功への第一歩です
「本当に好きなことをやっていなければ、困難にぶつかった時に投げ出すことになる」
アップルの創業者スティーブ・ジョブズ
3. 叶わない理由は、脳が不要な情報を遮断しているから!?
脳は、1日に何万もの情報を受け取っています
でも、全部の情報を覚えようとすると、脳が疲れてしまいます
そこで脳は、自分にとって「必要な情報だけ」を選んで受け取るようにしています
たとえば、新しく車を買おうと思ったとき、今まで気づかなかった車の広告や、同じ車種の車が目につくようになります
これは、脳が「自分にとって必要な情報」と判断したからです
このような働きをするのが「RAS(ラス)」と呼ばれる脳の仕組みです
RASは「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」という部分で、脳に入ってくる情報を選ぶ役割をしています
RASは、自分が「これは大事だ」と思っている情報だけを集めるようになります
逆に、興味がないことや「自分には無理」と思っていることは、自然と見えなくなってしまうのです
4. 知るためにやるべきこと3選
では、自分が何を望んでいるのかを知るためには、どうすればよいのでしょうか。以下の3つを試してみてください。
①毎日3分、自分と向き合う時間を作る
紙とペンを使って「今日はどんなことがうれしかったか」「何にイライラしたか」を書いてみましょう
感情の中に、自分の本音が隠れています
②人と比べるのをやめる
他人の人生を見て落ち込むよりも、
「自分にとって心地よい生き方」を大切にすることが、自分らしさを知る近道です
③小さな挑戦を繰り返す
やってみないと、本当にやりたいことかどうかはわかりません
小さなことから始めてみましょう。成功も失敗も、自分を知るヒントになります
まとめ
自分自身を理解することは、人生の土台を作ることです
心から望むものに気づくことで、脳はそのための情報を集め始めます
RASという脳の仕組みをうまく活用することで、見える世界が変わっていきます
最後に、心理学者のカール・ロジャーズの言葉をご紹介します。
「自分が自分を受け入れたとき、初めて本当の変化が始まる。」
まずは、自分を知り、受け入れるところから始めてみませんか?